西表島の焼き物と長野のガラス

今年も西表島の友人高山くんと二人の展示をやります。高山くんとは三十数年前の七瀬の長屋で2年ほど一緒に暮らしていました。いまだとシェアーしてたと言うんだろうね。あのころの七瀬は、銭湯があり、立ち飲みのできる酒屋があり、焼き鳥屋が3、4軒。定食屋、てんぷら屋、おでん屋。朝早くから湯気をあげてる豆腐屋と菓子屋が2軒。パン屋、花屋、お茶屋、荒物屋、あげてみると切りがないくらいの店があった。あの頃もほどほど寂れていた感じはしてたけど、いまにくらべれば、かなりのにぎやさだ。極めつけは、七瀬劇場、ストリップ小屋があった。七瀬に行くと言えば、淫靡な香りが漂ったものだが、いまはその気配はみじんもない。

「西表島の焼き物と長野のガラス」高山宗久・前田一郎 作品展

今年も沖縄と長野の二人展。
あたたかそうなすずしげな、暑そうな寒そうな、
お茶やジュース、日本酒、泡盛、オリオンビールのためのコップに茶碗。
お肉の皿に、野菜の鉢。ガラスのあかりとシーサー。
いろいろ並べます。

12月13日(火) – 18日(日)
午前11:00 – 午後6:00 (最終日 4:00まで)

染工房 Kimi       長野市大門町42    tel.026-234-8188