わが家のハチの巣

五日前にハチの巣が手を伸ばせば届くようなテラスの軒先にできはじめた。
白熱灯の笠のようなのが珍しくてほっておいたら、見慣れたハチの巣の六角形は丸い玉のなかに姿を消していた。
そして、おちょぼ口のようなのがどんどん伸びていった。

造形の妙にと創造の努力に敬意を表して、壊さずにいるけれど、スズメバチらしい。
写真にいるのは、女王蜂だそうだ。 女王蜂一匹で作り始めるのだという。

刺されるのはおそろしいし、はて、いつまでながめていようか。