ガラスの庭


素焼きそば

素うどんがあるんだから、素焼きそばがあってもいいんじゃないだろうか。たしか鳥取には素ラーメンがあったはずだ。急いでおかずは作ったのだけれど、当てにしていた残り飯がいつの間にか減っている、あらためて炊く時間もないとにかく早くしなくてはというときに思いつきました。

中華鍋に心持ち多めに油を入れ、あたたまったところで焼きそばを入れます。しばらくはほぐさずそのままに。多少表面がカリッと焦げ目がつくくらいまで待ちます。裏返して同様。その後、焼きそば全体に火が通るようにほぐしながら炒めます。その日はもやしがあったので、たして炒めました。味は塩味。塩味は朝鮮半島の魚醤を使うとたいそうおいしくなります。(ナンプラーでも、ニョクナムでも、しょっつるでも。)酒も少々入れてください。ご飯のおかずに用意した鶏の照り焼きを添えて食べたら、おいしさににっこりしました。

次のときには、もやしとピーマンの千切りを固めに茹で、素焼きそばの上に置き、キムチを瓶から取り出しながら食べました。これがおいしいですね。焼きそばのしっとりした固さ、野菜のパリッとした固さ、キムチの柔らかさと辛さすっぱさが口のなかで混じります。こちらのほうが好みです。

炒め油には、ニンニク、ショウガ、山椒、ウイキョウ、、、、あるもので香りをつけましょう。簡素な料理なので、おいしさが増します。

Last-modified: 2022-09-01 (木) 12:35:37 (603d)