『前田一郎ガラス展・春』
_ 朝暘館ギャラリー蔵 2004年4月26日(月)- 30日(金)
はじめうちはは青息吐息。意気込みはあふれているはずなのに、こんなんじゃ、、とうつむきかけました。寒さに震える雨まじりの火曜日、あしたこそはなんて思うのも嫌だった。
そういえば、会場の土蔵は晴れた日でもひんやりと冷気を溜め込み、もう春なのに、、と笑われながらも、ダウンジャケットが必須でした。 そうこうしながらも29日の祝日にはたくさんのひとが来てくれた。さっと通り過ぎることなく、じっくり眺めてくれるひとが多かったのはうれしかった。なんとかガラスを続けていこうという気持ちも戻ってきました。
ぼくにいらいらされながらも大きな囲みの記事を書いてくれた信毎の新米記者、中山さん。
前日までは自身の展示会をやっていて、アイロンを忘れていったばっかりに、気に入って照明をたくさん買ってくれた渡辺さん。
なんにもとらわれない形にあこがれるといってくれたすこしくたびれ気味のデザイナーさん。
日本酒のホームページを作ったばかりとネタを探しに、酒瓶で作ったのはないかとやってきたそのひとの初々しさ。
だれかが迷っていると,なくならないうちについ欲しくなって散財してしまった中村夫婦。
庭の燭台を探しに来た家族、おおきなのはあきらめて、「お父さん金具を作って、、」「最初からこれが気になってた。」と庭に灯るのを楽しみにコップを買っていってくれた。どんなふうにできただろう。
ありがとうございました。短い期間にたくさんのひとに会いました。
忘れちゃいけない、搬入搬出、黙々と手伝ってくれたけいこさん。ありがとう。