布を刺す、布を染める

ことしの夏の仕事が一段落したので、お盆の後からしばらく鳥取に滞在して、
9月の展示の打ち合せをしたりいます。
「布を刺す、布を染める」
鳥取のおもしろげなひとを長野におびき出したいと、そのきっかけになればと、ナノグラフィカに計画を持ちかけてみました。
残念ながら(と言っていいんだか)、新婚の野口さんはさきごろお目出度なのがわかり、
長野行きには不参加になってしまいました。
しかし、打ち上げた風船はしぼんだり、ふくらんだり、
一日食堂「カルン」なんてイベントは実現できそうです。
食堂「カルン」は鳥取のメインストリーム若桜街道あるめし屋です。

9月写真

「布を刺す、布を染める」
2015年9月9日(水)-  9月28日(月)

ナノグラフィカ
〒380-0857 長野県長野市西之門町930-1
Tel & Fax.  026-232-1532

一針一針丁寧に進めるこぎん刺し。
糸と布が馴じみ生まれる幾何学模様。
染まるところと染まらないところ。
型染めの技法を用いて、布に日々を表現する。
鳥取で出逢った二人の作品が、長野を旅します。

野口 良子 (こぎん刺し)

1981年、鳥取市生まれ。
2007年、旅の途中で出逢った「こぎん刺し」に魅了され、独学で始める。
2012年に鳥取市内に手作り雑貨の店「山ニ鳥」をオープン。お店をやりながら、こぎん作家 として活動している。

谷口 恵美子 (型染め)

1967年、兵庫県姫路市生まれ。結婚を機に鳥取へ。
型染めに出会う。
2013年に独立し国展初入選する。以後、他県での出品やクラフトフェア、
地元でのワークショップなどで活動中。